kage's note

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映画「メッセージ」感想

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さて、実質初投稿となる今回は映画「メッセージ」(原題:"Arrival")の感想を語りたいと思います。

この映画は2016年に公開されたSF映画です。あらすじは以下の通り。

巨大な球体型宇宙船が、突如地球に降り立つ。世界中が不安と混乱に包まれる中、言語学者のルイーズ(エイミー・アダムス)は宇宙船に乗ってきた者たちの言語を解読するよう軍から依頼される。彼らが使う文字を懸命に読み解いていくと、彼女は時間をさかのぼるような不思議な感覚に陥る。やがて言語をめぐるさまざまな謎が解け、彼らが地球を訪れた思いも寄らない理由と、人類に向けられたメッセージが判明し……。

解説・あらすじ - メッセージ - 作品 - Yahoo!映画

この映画、登場する宇宙船がスナック菓子のばかうけ」に似ているということでこんなポスターまで作られました。ばかうけうまいからしょうがない。

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「メッセージ」×ばかうけ“公式”コラボポスター完成!販売会社社長「運命感じた」 : 映画ニュース - 映画.com

「メッセージ」は今までに見たことがない形ばかうけの宇宙船のビジュアルに男心をくすぐられいつかは見ようと思っていた映画でしたが、ついに!レンタルして友人二人とともに視聴しました。

 

感想(ネタばれなし)

面白かった・・・

 いやー期待を裏切らない出来でした。「!!!」ではなく余韻が残る「・・・」な感じが実に心地いい。

 

...すみません。偉そうに語ってましたがまだ映画を評論家みたく語る資格なんて到底ないレベルなので素人なりに感想をつらつら述べたいと思います。

 

世界観が秀逸

 あらすじにもある通り、12体もの謎の宇宙船が突如地球各地に降り立ちます。宇宙人が地球に来る映画といえば宇宙人vs地球人!ばごーん!みたいになりがちですが(勝手なイメージ)、この映画では宇宙船は何も攻撃しようとはしてこない。主人公たちは宇宙船内に潜入し、現れた謎のイカ型?生命体”ヘプタポッド”とコミュニケーションをとろうとします。

このあたりリアル。ルイーズの問いかけに対し、彼らはイカ墨のようなものを吐き出し、輪っかを描いた文字?で何かを伝えようとしているがそれは何を意味するのか?

これが映画の焦点になりますが、この解析シーンには科学心をくすぐられました。あんな仕事やってみたい・・・

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SPHE Movies Home | Sony Pictures Japan

 

ビジュアルがとにかくいい

 これはマジで思いました。例のばかうけ宇宙船ですが、あれが登場しただけでワクワクしてしまう。映画の世界へ誘われてしまう。なぜかそこに違和感は存在しない。あるようでなかったすごい斬新なデザインです。

 そして宇宙人「ヘプタポッド」。これがまたいい。初見の感想はなんだこいつら!?!?でした(笑)。今までの僕の中の宇宙人のイメージを覆すようなもので、何を考えているか全くわからないおどろおどろしい姿かたちですがしだいになぜか可愛らしさ(?)を覚えきてしまいます。

 

とにかく深い

 「メッセージ」ではとにかく多くの謎が出てきます。あの宇宙船はどうなっているのか。ヘプタポッドは何を伝えようとしているのか。そもそも何のために来たのか。ルイーズの回想の意味するものとは何か。果たして地球はどうなってしまうのか? 視聴中はとにかく考えっぱなしで飽きることなど全くありませんでした。

 

そしてエンドロール。最初に出た言葉は「あれはどういうことだったんだ??」でした。

 あれが何を指すのかはお楽しみですが、結論から言うと明確に答えが示されなかったものもありました。

というよりはあえて示さなかったのだろうと思います。それを視聴者置いてけぼりと捉えるか、考察のし甲斐があるかと捉えるかでこの映画の評価が分かれるのではないかと思います。僕もまだわかってない部分がたくさんあるのでまた見返したい。レンタルだから明後日までに返さないといけない。

 

最後に

 とにかく深い映画でした(語彙力)。見る人見る人によって解釈が異なることもあると思いますし、それを討論するのも一つの楽しみではないでしょうか。見ごたえのある映画であることは間違いないと思います!

 余談ですが、「メッセージ」で脚本を担当したエリック・ハイセラー氏があのアニメ映画「君の名は」のハリウッド実写版の脚本を手掛けるそうです!

『君の名は。』ハリウッド実写化が決定!J・J・エイブラムスがプロデュース - シネマトゥデイ

実写というと良くも悪くも(どちらかというと悪い?)注目を集めるものですが、これには期待してしまいます。完全にアニメ版と同じままでは実写で描く意味はないような気がするので、ここは大胆なアレンジを加えつつも原作の味を失わないような脚本を期待したいと思います。

 

 ここまで読んでいただきありがとうございました。初めての映画レビューでしたが非常に拙い文章になってしまったと思います。これから上達していければよいのですが。

もしよろしければコメントなど寄せていただければ幸いです。では。