kage's note

今年の目標はブログに書けるような体験をしてくることです

豊橋技術科学大学GAC体験記(一般)

あけおめ、ことよろです。

豊橋技科大GACの体験談を書き忘れていたので、暇な正月休みを使って記しておきます。

GACについては、過去の受験生の方々のブログや大学のホームページに詳しくあるのでそちらを参照してください。面倒だったのでこちらでは略します。

 

受験情報

GACには推薦枠と一般枠の二つがあります。自分は本命で金沢大学の推薦試験を受けていたので、滑り止めとして一般枠で受けました。課程は機械工学課程です。

以下に記すのは30年度、一般枠の受験日程です。

登録期間 4/13~4/30

出願期間 4/20~5/1

一次(書類)選考結果 5/18

二次選考 6/1

合格発表 6/18

 

次に、一次(書類)選考について記します。

 

一次(書類)選考

 調査書、小論文と志望理由書を提出します。

 志望理由書は大学でやりたいことや入りたい研究室について書きました。これは担任の先生に添削していただきました。自分はロボットの研究をやりたいと思っていたので、システム制御研究室について詳しく書きました。

 小論文のお題は毎年変わっているようで、今年のお題は「バーチャルリアリティが我々にもたらすもの、その功罪について」でした。ネット文献や、本を参考に書き上げましたが、国語の先生に見ていただいたところ、「一般論しか書いていない。もっと自分の意見を書いて」と言われてしまいました。

 そこで急遽、現実的な体験ができることから英語教育などに利用できるのではないか、など自分の意見を盛り込んで再度書き上げました。

 ただ時間がなかったのでもう一度添削してもらうことなく提出してしまうことになりました・・・。

 通ったので結果オーライですが時間にゆとりをもって書き上げるようにしましょう。遅くとも期限の二週間前には書き始めるべきだと思います。

 

二次選考

 二次選考は面接により判定されます。

 ここで厄介なのが、英語を使った質問も行われることです。そこで過去の先輩方の体験談から質問パターンを割り出し、それに沿って英語科の先生方との面接練習も行って対策を行いました。

 ここで大切なのが、できるだけ簡単な英文にすることです。それも口からすらすら出てくるレベル(中学生くらい)。

 帰国子女の人とか留学経験がある人ならば簡単かもしれませんが、普通は英語を話そうと思ってもなかなか口に出せないものです。面接ならばなおさらです。

 英文は簡単に、ワードは整理して、繰り返し音読すればだんだんすらすら言えるようになってくると思います。

 

それでは当日受けた質問を下に記します。

豊橋技大に来るのは初めて?

・志望理由を教えて

・やりたい研究は?

・その研究の今後の課題は何だと思う?

ここ結構厳しく聞かれました。

・(英語での質問)技術をどのように応用して世界に貢献したい?

・(英語での質問)GACではアメリカの教科書を使うけどそれについてどう思う?

・(英語での質問)卒業研究について説明して

英語で説明するのは完全に予想外でした。しどろもどろになったため、日本語で話してもいいですかと頼んだらOKしてくれました。助かった

・部活は何してた?

・その部活でリーダーなどには就いた?

 

面接官は3人で、真ん中に偉い感じの人が座っていてその人がなかなか厳しかったです。学科の先生っぽい人は優しくフォローもしてくださったりしました。英語科の先生っぽい人は普通の対応でした。

結構、厳しいことも言われたので面接後は不安だらけでしたが、ほかに受けた人も同じようなことを言っていたので少し安心したりもしました。

 

まとめ

 合格でした。

 

 志願状況を見ればわかるかと思いますが、倍率はさして高くありません。(学科にもよりますが)。なにより筆記試験がないのはかなりメリットだと思います。滑り止めにはもってこいと言えるでしょう。(もちろん本命でも)

 

 豊橋までは4時間近くかかったので泊りがけで行きました。最寄りの豊橋駅は新幹線で行けることもあり、割と栄えていました。技科大まで行くと完全に田舎ですが。

受験前夜は三河とんこつラーメンを食べました。名古屋メシはとにかく味が濃いですね・・・。とてもおいしかったのでおススメです。(写真撮っとけばよかった)

 

余談

TOEICは受験当時、655点でした。要項を見ればわかりますが、TOEICのボーダーラインはかなり低いので、基準さえクリアできれば誰にでもチャンスはあると思います。

 

 

 

 

どうでもいい余談

名古屋駅に着いたとき、つい『1日外出録ハンチョウ』の名古屋へ行く回を思い出してしまいました。

 

カイジに登場する大槻班長を主人公にした飯テロスピンオフです。カイジをあまり知らなくても楽しめるので、まだ読んでいない方は試験勉強の合間に是非読んでみてください。

 

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https://www.amazon.co.jp/1日外出録ハンチョウ(1)-ヤングマガジンコミックス-福本伸行-ebook/dp/B0723G567Y

 

 

「今日を頑張った者・・・・・・・・・・今日をがんばり始めた者にのみ・・・・・・明日が来るんだよ・・・・・・!」

 

映画「メッセージ」感想

www.youtube.com

さて、実質初投稿となる今回は映画「メッセージ」(原題:"Arrival")の感想を語りたいと思います。

この映画は2016年に公開されたSF映画です。あらすじは以下の通り。

巨大な球体型宇宙船が、突如地球に降り立つ。世界中が不安と混乱に包まれる中、言語学者のルイーズ(エイミー・アダムス)は宇宙船に乗ってきた者たちの言語を解読するよう軍から依頼される。彼らが使う文字を懸命に読み解いていくと、彼女は時間をさかのぼるような不思議な感覚に陥る。やがて言語をめぐるさまざまな謎が解け、彼らが地球を訪れた思いも寄らない理由と、人類に向けられたメッセージが判明し……。

解説・あらすじ - メッセージ - 作品 - Yahoo!映画

この映画、登場する宇宙船がスナック菓子のばかうけ」に似ているということでこんなポスターまで作られました。ばかうけうまいからしょうがない。

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「メッセージ」×ばかうけ“公式”コラボポスター完成!販売会社社長「運命感じた」 : 映画ニュース - 映画.com

「メッセージ」は今までに見たことがない形ばかうけの宇宙船のビジュアルに男心をくすぐられいつかは見ようと思っていた映画でしたが、ついに!レンタルして友人二人とともに視聴しました。

 

感想(ネタばれなし)

面白かった・・・

 いやー期待を裏切らない出来でした。「!!!」ではなく余韻が残る「・・・」な感じが実に心地いい。

 

...すみません。偉そうに語ってましたがまだ映画を評論家みたく語る資格なんて到底ないレベルなので素人なりに感想をつらつら述べたいと思います。

 

世界観が秀逸

 あらすじにもある通り、12体もの謎の宇宙船が突如地球各地に降り立ちます。宇宙人が地球に来る映画といえば宇宙人vs地球人!ばごーん!みたいになりがちですが(勝手なイメージ)、この映画では宇宙船は何も攻撃しようとはしてこない。主人公たちは宇宙船内に潜入し、現れた謎のイカ型?生命体”ヘプタポッド”とコミュニケーションをとろうとします。

このあたりリアル。ルイーズの問いかけに対し、彼らはイカ墨のようなものを吐き出し、輪っかを描いた文字?で何かを伝えようとしているがそれは何を意味するのか?

これが映画の焦点になりますが、この解析シーンには科学心をくすぐられました。あんな仕事やってみたい・・・

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SPHE Movies Home | Sony Pictures Japan

 

ビジュアルがとにかくいい

 これはマジで思いました。例のばかうけ宇宙船ですが、あれが登場しただけでワクワクしてしまう。映画の世界へ誘われてしまう。なぜかそこに違和感は存在しない。あるようでなかったすごい斬新なデザインです。

 そして宇宙人「ヘプタポッド」。これがまたいい。初見の感想はなんだこいつら!?!?でした(笑)。今までの僕の中の宇宙人のイメージを覆すようなもので、何を考えているか全くわからないおどろおどろしい姿かたちですがしだいになぜか可愛らしさ(?)を覚えきてしまいます。

 

とにかく深い

 「メッセージ」ではとにかく多くの謎が出てきます。あの宇宙船はどうなっているのか。ヘプタポッドは何を伝えようとしているのか。そもそも何のために来たのか。ルイーズの回想の意味するものとは何か。果たして地球はどうなってしまうのか? 視聴中はとにかく考えっぱなしで飽きることなど全くありませんでした。

 

そしてエンドロール。最初に出た言葉は「あれはどういうことだったんだ??」でした。

 あれが何を指すのかはお楽しみですが、結論から言うと明確に答えが示されなかったものもありました。

というよりはあえて示さなかったのだろうと思います。それを視聴者置いてけぼりと捉えるか、考察のし甲斐があるかと捉えるかでこの映画の評価が分かれるのではないかと思います。僕もまだわかってない部分がたくさんあるのでまた見返したい。レンタルだから明後日までに返さないといけない。

 

最後に

 とにかく深い映画でした(語彙力)。見る人見る人によって解釈が異なることもあると思いますし、それを討論するのも一つの楽しみではないでしょうか。見ごたえのある映画であることは間違いないと思います!

 余談ですが、「メッセージ」で脚本を担当したエリック・ハイセラー氏があのアニメ映画「君の名は」のハリウッド実写版の脚本を手掛けるそうです!

『君の名は。』ハリウッド実写化が決定!J・J・エイブラムスがプロデュース - シネマトゥデイ

実写というと良くも悪くも(どちらかというと悪い?)注目を集めるものですが、これには期待してしまいます。完全にアニメ版と同じままでは実写で描く意味はないような気がするので、ここは大胆なアレンジを加えつつも原作の味を失わないような脚本を期待したいと思います。

 

 ここまで読んでいただきありがとうございました。初めての映画レビューでしたが非常に拙い文章になってしまったと思います。これから上達していければよいのですが。

もしよろしければコメントなど寄せていただければ幸いです。では。

 

初めまして。よろしくお願いします。

皆さん、初めまして。

Kageと申します。よろしくお願いします。

Twitterからの方はご承知かと思いますが、私は某高専の4年生で4月からは5年生になります。学科は電子制御工学科です。趣味は音楽鑑賞(米津玄師、RADWIMPS、洋楽を少々)、映画、漫画、アニメを見たりです。囲碁や将棋もやります。

碁打ちが周りにほとんどいないのが(;´д` )。なので最近はネット碁を始めたりしました。(なかなかやれてない)

 

さて、ブログを始めた理由は前々から興味があったのと、自分には文章力がないと常日頃から感じていたので少しでも足しになればと思ってのことです。今後は現在目下の最重要課題、編入試験のことや趣味のことについていろいろ語れればなと思います。

 

ここまで読んでいただきありがとうございました!拙い文章ではありますがこれからも機会があれば読んでいただけたら幸いです。